自宅に防音室をレンタルできるって知ってた?
自宅に防音室をレンタルできるって知ってた?
レンタルスタジオは遠いし料金が高い…そんなお悩みを解決するのが自宅に防音室を作れる「レンタル防音室」です。
「便利そうだけど費用や設置方法がよく分からない」という方も多いこのレンタル防音室。レンタル方法の流れをご紹介します。(費用などは2016年7月時点のものです)
防音室の組み立てはどうする?
レンタル防音室は電話ボックスのような形をしていますが、そのまま搬入するわけではなく、現地でジョイントパネルを組み立てて作っていきます。
最初に床フレームを組み立て、それに沿って遮音壁パネルを組み立てます。さらに床にも遮音パネルを敷き詰め、天井パネルを設置。最後に開口部・音場(おんじょう)パネルを取り付けて終了です。 作業員は3人、組み立て時間は3時間程度が基本のようです。
音が漏れないように密閉された空間ですから、組み立ての際にエアコンの取付けをしたいという方も多いかと思います。しかしエアコンの取付けは中古品など限られたタイプでしかできないので注意が必要です。申込みをして組み立ててから「エアコンをつけたいから適応する中古品に変更してほしい」となった場合、撤去費用や再組み立て・運搬費用が自費でかかります。 防音室の組み立てはかなり大がかりなものになるので契約前に内容・注意点をしっかり確認しましょう。
レンタル料はどれくらい?
気になるレンタル料はどれくらいなのか見てみましょう。アップライトピアノに対応する2畳タイプの場合、レンタル料は1か月およそ22,000円~25,000円です。
最初にレンタル防音室を設置する際の運送費・組立費・エアコン取付けの基本料金はレンタル料に含まれていますが、どんなタイプの住宅でも基本料金でできるわけではありません。階段上げ作業などがあると「特殊作業料」として別途費用がかかる場合があるようです。
レンタル料以外に別途費用が発生するのは設置時だけではありません。不要になり防音室を返却する時には運送料・解体費・エアコン取り外し料が必要です。設置時は基本料金に含まれていますが、返却時の費用は基本料金には含まれていないので要注意です。
2畳タイプのもので解体費はおよそ40,000円、解体運送料は28,000円程度かかります。さらに設置時に特殊作業料がかかった部屋は撤去時にもまた必要になります。
買取もできる
レンタル防音室は買取ができる場合が多いです。最初から高額の防音室を買うのは敷居が高いので、「まずはレンタルで試して気に入ったら買取」というパターンが出来るのは便利ですね。
防音室は最短 12か月または15か月からレンタル可能で、最長レンタル期間(36か月または48か月)まで延長することができますが、その間のどのタイミングでも買取に変更することが可能です。 買取金額は1か月のレンタル料×49か月分程度で、それまで支払ったレンタル料を充当することができます。
たとえば10か月レンタルしたのち買取る場合は、残り39か月分程度を支払えば買取できるということです。最長の48か月借りたあと買取ならば、あと1か月分程度支払います。
しかしこれを簡単に計算してみると
22,000円×49か月=1,078,000円
なんと100万円を超える金額です。防音室がいかに高額な商品かが分かりますね。
ラシクラスなら部屋全体が防音仕様
手軽なレンタル防音室ですが、レンタルするには1か月に2万円程度かかることが分かりました。必要な期間だけ借りるにしてもかなりの金額ですし、最短でも12か月は借りないといけません。
一方、最初から防音対策がしてあるマンションを選べばこの費用はゼロになります。防音室をレンタルすることをお考えなら、いっそのこと防音対策マンションに引越しを検討してみてはいかがでしょうか?
「防音賃貸マンションのラシクラス」は1畳や2畳の狭いスペースでなく1部屋が丸ごと防音仕様です。防音サッシや二重扉などの防音施工によりお隣への音をマイナス80デシベルに、上下階への音をマイナス77デシベルにします。これなら騒音の心配なく自宅で音楽が楽しめますね。ラシクラスでは実際の防音効果を体感していただけるモデルルームもご用意しております。ぜひ一度ご見学にお越しください。
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