マンションの防音設備、壁は厚いだけではダメ?

防音を重視するならば、マンションを選ぶ際に「壁や柱など建物の基礎部分」を注意深くチェックすべきです。壁は厚ければいいというわけではありません。同じような造りの物件でも、構造の違いが防音効果に大きく影響します。
防音について :マンションの防音設備、壁は厚いだけではダメ?

マンションの防音効果を知りたいとき、ひとつの目安となるのが「壁の厚み」です。しかし厚ければそれだけで防音効果が高くなるというわけではありません。壁の内容物や種類で同じ厚さでも効果は全く違います。

マンションの壁や設備の違いを知って「防音に差がつくマンション」はどんなものかを見極めましょう

防音壁とはこんなもの

防音壁(ぼうおんへき)とは音を遮断するために作られたボードを並べた壁のことで、隣の部屋に音が漏れるのを防ぎます。
ボード自体は誰でもホームセンターなどで購入可能ですが、プロに頼んだ方が無難です。石膏やグラスウール、ガラス繊維などでできているものが一般的です。

防音壁の仕組みについてご説明します。音は壁にぶつかるとエネルギーが分散し、

  1. 壁にぶつかり反射し、戻ってくる「反射音」
  2. 壁を通過して外に漏れる「透過音」
大きく分けてこの2つに分かれます。透過音が大きければ大きいほど部屋の外へと音が漏れ出します。

防音壁を設置すると透過音が少なくなり音漏れを防ぎます。透過音が少なくなったぶん部屋の中に戻ってくる反射音が大きくなるので、このままでは室内がうるさくなります。しかし防音壁には音を遮るだけでなく「吸音」する作用もあるので、室内が無駄にうるさくなることはありません。

防音壁と似たようなものに「遮音壁(しゃおんへき)」というものがありますが、これは「遮音」だけで「吸音」の効果はありません。遮音だけでは室内に跳ね返った音が何度も部屋の中で反射し合い、まるでこだまのように音が響いてしまいます。一方、防音壁は「遮音」+「防音」です。私たちがイメージする「防音」をするためには、遮音壁ではなく防音壁にする必要があるのです。

一般の賃貸マンションの防音効果

共同住宅であるマンションは建築基準法により壁の厚さなども決められています。一部をご紹介します。

  • 界壁(共同住宅において各住戸の間を区切る壁)の厚さが10センチ以上
  • 壁の内部にはグラスウールまたはロックウールを基準値以上挿入
  • 界壁の両面に厚さ12ミリ以上の石膏ボードを2枚以上張る

これは最低限の基準であり、施工主(大家さん)の判断でより防音効果が高い施工をすることが出来ます。しかし、賃貸物件はコストを最低限にすることが常識です。

住んでみて「うるさい」と感じても、それが他と比べてどうなのか、騒音なのか許容範囲なのかと、音は境があいまいなものです。そんな目に見えない快適性に、かなりの費用をかけてくれる大家さんが一体どれだけいるでしょうか?誰かが住んでくれればその人が快適かどうかは、家賃収入の点では関係ないのです。

音は「広さ○○平米」「駅から徒歩○分」など目に見える数値ではありません。部屋探しで不動産会社のサイトを見ても、防音に関する明記はほとんどありません。一般的な賃貸では防音効果はあまり期待しないほうが良いでしょう。

分譲マンションの防音効果

何千万という大きな買い物となる分譲マンション購入では、防音効果も慎重に考えますよね。マンション販売会社ももちろんそんなニーズを把握しているので、賃貸物件とは全然違う防音性は特にアピールポイントとなります。

例えば一般的な賃貸ではまず無い「二重サッシ」。防音のほか気密性が高まるので外気の影響を受けにくく分譲マンションでは人気の設備です。また床や天井を「二重床・二重天井」にすることも多いです。これはコンクリートと床・天井の間に空間を設けている構造で、水回りのメンテナンスやリフォームを簡単に行うことが出来ますし、二重になっていることで話し声などを上下階の住戸に漏らしにくいと言われています。

壁に関しては、近年「ALC構造」と言われるものが分譲マンションで増えてきました。これは鉄骨に気泡入りコンクリートパネルをはめ込んだタイプで、高層マンションなどによく使われる建材です。建物は戸数が多くなるほど重くなります。しかしALCの壁は鉄筋コンクリートと違い軽いので、戸数の多い分譲マンションでは重宝されています。しかし反面、ALCは鉄筋コンクリート造りに比べ音は漏れやすくなります。一昔前は分譲マンションと言えば鉄筋コンクリートでしたから、壁の防音対策としては築年数の古いマンションのほうが高い場合もあります。

賃貸でも防音完備のマンションがあるのか?

「時間を選ばず楽器演奏や音楽鑑賞を楽しみたい」という目的があるならば、一般的な賃貸マンションではまず無理です。かなりの音漏れがしてすぐに近所からクレームが来るでしょう。設備の整った分譲マンションならばある程度の音漏れは防いでくれますが、人生に一度あるかないかの大きな買い物を簡単には決められませんよね。さらに、分譲マンションといえども防音が完璧なわけではありません。

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