自宅で思い切りトランペットの練習をしよう
自宅で思い切りトランペットの練習をしよう

ジャズやオーケストラ、さらにはマーチングバンドや野球の応援団など、トランペットはどんなジャンルの音楽でも大活躍の楽器です。大人になってから趣味で始める人も多いですが、そこで悩むのが練習場所。トランペットは音が大きいので、自宅で演奏するには音漏れが心配ですよね。
トランペットを心置きなく練習するための方法を考えてみましょう。
楽器がなくても練習はできる!その方法とは?
トランペットは「音を出す」までがとても難しい楽器です。そのためトランペットを演奏するには、まずはマウスピースのみで息の出し方を練習します。マウスピースだけをくわえての練習は地味で面白くないかもしれませんが、最初の一歩であるこのステップがとても大切です。
トランペットを始めたいけれど楽器購入の費用がまだ貯まっていないのならば、まずはマウスピースだけ購入して練習を続けておく、なんて方法もありますよ。
マウスピースでの練習の目的は「バズィング」の習得です。
バズィングとは唇を上下に細かく震わせることで、蜂(Buzz)の羽音の様子からこう呼ばれているようです。
マウスピースを唇の真ん中に当てて、思い切り吸い込んだ息をマウスピースに吹き込みます。唇が上手く振動すると「ブー」という音が出ます。
この吹き方をマスターしたら、今度は吹き方のバリエーションを増やしましょう。トランペットは指を使わなくても、唇の震わせ方や息の出し方で音を変化させることができます。例えば、唇の振動を遅くすれば「ド」、少し早くすると「ソ」という具合です。
マウスピースはとても小さいので、持ち運べていつでも練習可能なのも手軽で良いですよね。
サイレンサーやミュートで音量を抑える方法
トランペットをはじめとする金管楽器は音量を増大させるベルを持った形状をしており、このベルを塞ぐことで音を小さくします。それが「サイレンサー」や「ミュート」と呼ばれるものです。(ちなみにミュートには練習用の消音機能でなく、音色を変化させるエフェクト機能を目的としたタイプもあるので、購入時には間違えないよう注意してください。)
ミュートは壺のような形をした器具をトランペットのラッパ部分に差し込んで使います。
これでかなりの音量を抑えられますし、イヤホンを繋げられるタイプなら音を確認することも可能です。壁1枚をはさんで他人と生活するマンション住まいには欠かせませんね。
ただ、消音機能と自然な吹奏感はほとんどの場合反比例します。
消音機能が高ければ高いほど、息の強さなどの調節に差が出てきます。そのため消音機能付きの演奏に慣れ過ぎると、いざ消音機なしで吹いたときに戸惑うことになるかもしれません。
また、もうひとつのデメリットとして「重さ」があります。軽量タイプもありますが、やはりミュートを装着している分、楽器が重くなります。トランペットのように前に突き出している楽器はその先端部分に重さが加わると、実際の重さは大したことがなくても感触的にかなり差が出ます。
消音機能は必要最低限な場合のみ使って、なるべく生の音を感じて練習しましょう。
自宅以外で練習するならどこ?
トランペットの長所のひとつが「持ち運べる」ということです。重量のあるピアノやいくつもパーツが分かれるドラムなどと違い、トランペットは比較的軽くコンパクトなためどこにでも持ち運ぶことができます。
築年数が古い、壁が薄いなど自宅の環境が心配ならば、トランペットを持って外へ出掛けてみましょう。
・練習スタジオ
楽器の練習に最も適しているのがスタジオです。どれだけ音を出してもOKですから、心置きなく練習できますね。ただし店舗数がそれほど多くはないので、思いどおりの時間に予約できない場合もあります。ほとんどの場合、バンド演奏ができるように広めの部屋となっているので、トランペットを1人で演奏するには無駄に広く料金が割高に感じるかもしれません。・カラオケ店
カラオケ全盛期の頃は「楽器演奏NG」の店舗が多くありましたが、最近は店舗のネットサイトに「楽器演奏可」と載っている場合も多く、比較的歓迎されているようです。練習スタジオほどではありませんが、防音設備が整っているので安心して音が出せます。
どこを使うか迷うほど店舗数も多いですし、部屋がコンパクトで料金も安く使い勝手が良いのも利点です。
ただし夜間などは酔っ払い客も多く、騒がしさが欠点です。意外とほかの部屋の歌声も漏れ聞こえるので集中しにくいかもしれません。・河川敷や公園
これはどれくらい人が集まっているかによります。田舎の誰もいない河川敷なら良いのですが、ある程度賑わっている公園などではトランペットの音は迷惑に感じられてしまうこともあります。高音の音色は子どもや犬に嫌がられることが多く、なかなか思いどおりの練習ができないかもしれません。ただしかかる費用はゼロなので、金銭的には助かります。・車の中
背の高いワゴンタイプの車を所有しているなら、ひとけのない場所に停めて車内で練習することもできるでしょう。ただし、閉め切った車内は狭い空間に音が反響し合って、かなりやりにくいかもしれません。
気兼ねなく演奏できる!ラシクラスの物件!
楽器の練習場所はいろいろあります。しかし楽器の練習は、夜中に限ってしたくなる!という人もいるでしょう。 ふと練習しよう!と思い立ってもそれが夜中だと諦めるしかない・・・こんなことではせっかくの練習意欲がもったいないですよね。いつでも好きなときに練習できる環境を作るのが、楽器を長く楽しむ秘訣です。
トランペットなどの金管楽器は約100デシベルとピアノよりも大きな音ですから、普通のマンションではとても「練習できる環境」とは言えません。 しかし、安心してください!ラシクラスのマンションなら独自の優れた防音機能で、昼間なら116デシベルまで、23時を過ぎた夜間でも最大106デシベルまで音出しが可能です。 マンションで楽器演奏したいなら、「防音賃貸マンションのラシクラス」をぜひ一度ご検討ください。
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