ホルンは難しい楽器…日々の練習が欠かせません
ホルンは難しい楽器…日々の練習が欠かせません

ホルンは金管楽器の花形楽器とも言えるほどきれいな音を奏でますが、トランペットなどに比べて今ひとつメジャーではありません。その理由は何と言っても「演奏の難しさ」です。
楽器のなかでもトップクラスに難しいホルンを演奏するには、ほかの楽器に比べて何倍もの努力が必要です。
世界一難しいと言われるホルン、一体なぜ?
ホルンが難しいと言われる主な理由は次の3つです。
・調節が難しい
ピアノが3歳4歳の幼児から始められるのは、鍵盤を押せばその音が鳴り、なおかつその鍵盤が88鍵もあるためです。低い音から高い音までその音だけの鍵盤があるので、押すことさえできればきちんとその音が鳴ります。
一方、ホルンは手の位置・アンブシュア(唇の形)・息の出し方やスピードなどを変化させることによって音を奏でます。息の出し方ひとつで出すつもりの音とまったく違う音が出てしまう、なんてことが起こってしまう楽器です。
・音域が広い
オーケストラはさまざまな楽器がひとつの音楽を奏でており、ほとんどの楽器は担当する音域が決まっています。たとえばコントラバスやチューバは低音域、ピッコロやフルート、トランペットなどは高音域です。
ホルンは音域が広く、演奏者の腕次第でチューバなどの低音域からトランペットなどの高音域まで出すことが可能です。
・管が長い
ホルンとは「動物の角」という意味です。もともと動物の角を楽器にしており、現在の形状になりました。動物の角のように曲がりくねった管は、伸ばすとなんと全長360センチメートルにもなります。そのため息を吹いたときと、管にたどり着いて音が鳴るときとで、微妙なタイムロスが起こります。これも計算のうえで音を奏でないといけません。
ホルンの音はどれくらい響く?
金管楽器のスター的存在であるホルンは音量も大きいです。騒音でひとつの目安となるデシベルで表すと105デシベル。ピアノが90デシベル、トランペットが100デシベルのため、いかに音量が大きいかが分かります。
環境庁の環境基本法により、騒音においては基準値が決められています。
「主として住宅用に供される地域」では
昼間(午前6時~午後10時):55デシベル以下
夜間(午後10時~翌日の午前6時):45デシベル以下
これが「生活環境を保全し、人の健康の保護に資するうえで維持させることが望ましい」とされている基準で、これを超えるようなら「騒音」となります。
仮に同じ大きさの騒音として、子どもの足音などなら「仕方ない」で済んでも、楽器の音は生活音ではないので騒音を受ける側からするとよりうるさく感じるものです。音楽が原因で裁判に発展することもありますし、過去にはピアノの騒音が原因で殺人事件も起こっています。
ホルンほど音が大きい楽器を一般的な住宅で演奏するのは、かなりの近所迷惑になります。築年数が古く壁の薄いマンションならなおさらです。 学校やスタジオで練習できないならば、なんらかの防音設備の設置を考えなければいけません。
ラシクラスの防音マンションでホルンをマスターしよう!
ホルンは難しい楽器なので、独学で演奏するのも難易度が高いです。ホルンを教えてくれる教室は少ないですが、プロのもとで基礎をしっかり学びましょう。ネットサイトで探してみると、意外と近所に個人教室が見つかることもありますよ。
しかし週に1・2度教室で演奏するだけでは練習量として到底足りません。日々の練習を積み重ねていくことが大切です。100デシベルを超える大音量のホルンを毎日演奏するならば、よほど広大な敷地の家でない限り防音室が必須でしょう。
防音室がお望みならばぜひラシクラスへ!ラシクラスのマンションは居室の床・壁・天井に独自の防音施工を施しています。これによりマイナス80デシベルを実現しており、夜間でも106デシベルまで音が出せます。フルートやクラリネットはもちろん、大音量のホルンでさえも24時間365日演奏OKです!
時間を気にせず演奏できるので、忙しい毎日のなかのちょっとした隙間時間を楽器練習にあてることができますよ。
防音だけが魅力じゃない!ほかにもこんな設備が整っています!
ラシクラスは優れた防音性能が最大の魅力ですが、実はそれ以外にもうれしい設備が整っています。
<安全性>
1人暮らしをする際は防犯面も気になりますよね。ラシクラスでは不審者の侵入を防ぐために、「オートロック」と「カラーモニターフォン」を設置し、「防犯カメラ」で安全を見守ります。これなら音大にお子様を通わせている親御さんも安心ですね。<快適性>
バス・トイレ別、シャワートイレ、独立洗面台、エアコン1台付きなど、「あったらうれしい!」という設備はもちろんご用意しています。さらに、浴室換気乾燥暖房機、IHコンロ、LED照明も基本仕様でご用意。快適性が格段にアップしますよ。<音楽を楽しむ環境>
「CLASHDサウンドシステム」を標準仕様にしています。こちらは居室の天井に埋め込まれたスピーカー。埋め込みなので空間はスッキリ。Bluetooth対応で難しい設定無しで入居したその日から音楽を楽しめます。
このように楽器を演奏する人にも、音楽は聴く専門という人にも、安全で快適な環境がラシクラスの魅力です。ご見学もご相談も、ぜひお気軽にどうぞ。ご来店お待ちしております。
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