防音マンションと一般的なマンション、防音対策はどれくらい違うの?
防音マンションと一般的なマンション、防音対策はどれくらい違うの?
楽器を演奏する人やわんぱく盛りのお子さんがいるご家庭は、マンションの騒音対策に日々頭を悩ませているのではないでしょうか?
事実、一般的なマンションでの防音には限りがあります。
そこで注目なのが「防音マンション」。
一般的なマンションとどれほどの違いがあるのでしょうか?
床・壁・天井の違い

なるべくコストを抑えたい賃貸マンションでは「直床・直天(直天井)」が一般的で、これは床のコンクリートの上に直接フローリングを貼る方法です。給排水やガス電気の配線スペースが無いため床をあげてそのスペースを確保しています。そのため段差が多い部屋になり、バリアフリーが定着しつつある現在ではあまり快適性がよくありません。また、快適性が下がるだけでなく空気の層がないので防音機能も低くなりがちです。
壁も賃貸マンションでは薄く造られがちです。隣の部屋との境の壁である「界壁」は150mm以上が目安とされます。これより厚ければ厚いほど遮音性が高いと言えますが、一般的な賃貸マンションで防音の為に厚みをプラスしてくれているなんてことはあまり無いでしょう。
一般的な賃貸マンションでは基礎である床・天井・壁の施工は最低限の基準をクリアするに留まりますが、防音マンションでは二重床にしたり壁に厚みを出したりと、施工段階でさまざまな防音対策をしています。基礎の造り自体が一般のマンションとは大きく違うのです。
窓・ドアの違い
音は窓を通して外に漏れます。「楽器を弾いたり騒いだりする時は窓を閉める」というのは最低限で守るべきマナーですが、防音マンションではこの窓を二重サッシ・防音サッシにして音漏れをしっかりとシャットアウトします。
通常の窓では閉めていても、わずかな隙間が出来てしまいますが。防音マンションでは窓を最初から二重にすることでわずかな隙間もふさいで遮音してくれます。さらに気密性も高く、事実、寒さ厳しい北海道などでは保温のために二重サッシにするご家庭も多いです。
また、防音マンションはドアにも工夫しています。例えばドアと壁をつなぐ蝶番は通常2つですが、防音対策のドアはこの蝶番の数を増やし隙間を減らします。またドアのふちにパッキンを付けてピタッと密着させ気密性を向上させます。防音機能を高めるために、このような仕様の扉をさらに二枚重ねにする防音マンションもあります。
防音マンションはただ音漏れを防ぐだけではない!音楽をやるなら嬉しい「音響効果」
音が漏れないように、迷惑をかけないようにと対策することは、防音効果だけでなく音響効果にも期待ができます。室内に響く余分な反響音をカットすることで、クリアな音の響きをしっかりと体感することができるのです。ひとつひとつの音を感じられるというのは、音楽を楽しむ人には嬉しい効果ですよね。
また外への音漏れをしっかり防ぐということは、外から室内への音漏れも防ぐということにもつながります。音楽に集中したいときに外の騒音が気になるとげんなりとしてしまいますが、防音マンションなら外からの騒音も抑えられるので音に集中することができます。
「音がクリア」「外からの騒音も防げる」というダブルの効果で音楽活動がはかどりそうですね。
選ぶなら、防音対策マンション!
「賃貸マンションだから仕方ない」と、音漏れにビクビクしながら演奏するのは全く楽しくないですよね。人生を豊かにする音楽を、誰にも遠慮せず毎日の生活に取り込めるように、マンションを選ぶときはぜひ防音対策マンションを選びましょう。
防音賃貸マンションのラシクラスは音楽を楽しむ人たちを応援します!単なる防音対策だけでなく「CLASHD(クラシード)サウンドシステム」という埋め込み型スピーカーを標準装備。入居したその日から音楽が聴ける環境をご用意しています。もちろんBluetooth対応なのでお部屋の中もスッキリ。
このようにラシクラスでは演奏するだけでなく聴く環境も整っていて、音楽を楽しむ方に最適な環境をご用意しています。ぜひ一度モデルルーム見学にお越しください。
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